５月で３０度！！　中野区・杉並区の軽貨物会社ブログ

こんにちは。中野・杉並エリアで軽貨物運送業を営む社長です。

ここ数日、都内でも最高気温が30度を超える日が続きました。5月とは思えない急な暑さに、現場のサポーターさんたちも「今年の夏はどうなるんだろう」と口々に話しています。今回は、そんな猛暑の中で働く私たちが直面する課題と、熱中症対策について、現場の実感を交えながらお伝えします！

◆現場のリアルな暑さと熱中症リスク

軽貨物配送の仕事は、荷物の積み下ろしや配達先への移動で、どうしても屋外にいる時間が長くなります。特に中野・杉並エリアは住宅街が多く、車を停めてから荷物を持って走る距離も決して短くありません。炎天下のアスファルトの照り返し、車内にこもる熱気、そしてマスク着用の習慣も相まって、体感温度はさらに上がります。 熱中症のリスクは年々高まっていると感じます。配達中に「ちょっと頭がぼーっとする」「汗が止まらない」といった声も増えました。実際、全国的にも配送ドライバーや建設現場など、屋外で働く人の熱中症搬送が増えているというデータもあります。

～「分かっているけど…」が続かない基本の対策～

熱中症対策としてよく言われるのは、

• 朝食をしっかり食べる
• 汗をかく程度の軽い運動をする
• 睡眠を十分にとる

どれも「当たり前」と思われがちですが、実際に毎日徹底できている人は意外と少ないのはないでしょうか。朝はバタバタしがちで、ついついコーヒー等で済ませてしまう。運動も「仕事で体を動かしているから」と思ってしまいがち。睡眠も、夜遅くまでスマホやテレビを見てしまい、気づけば寝不足…。私自身も「分かってはいるけどおろそかになってしまう」ことが多々あります。

しかし、これらの基本ができていないと、暑さに対する体の耐性が落ちてしまいます。特に朝食抜きは要注意。体温調節機能が鈍り、熱中症リスクが格段に上がると言われています。忙しい朝でも、ゼリー飲料やヨーグルト、味噌汁一杯でもいいので、何か口にすることを心がけたいものです。

～広がる空調服やネッククーラーの活用～

最近は、空調服やネッククーラーといった便利なアイテムの普及が進んでいます。空調服は、服の中に小型ファンがついていて、外気を取り込んで体を冷やす仕組み。ネッククーラーは、首元を直接冷やしてくれるので、体感温度を下げるのに効果的です。

特にネッククーラーは、首元に太い血管が通っているため、効率よく体を冷やせるのがメリットです。最近では、ペルチェ素子を使った急速冷却タイプや、軽量・静音設計のものも増えてきました。

ただし、実際に使ってみると「無いよりましだけど、真夏の炎天下では効果を感じにくい」という声もあります。長時間の屋外作業では、冷却効果が薄れることもあり、過信は禁物です。あくまで「補助的な対策」として活用し、基本的な体調管理と併せて使うのが現実的だと感じています。

～現場で実践している熱中症対策の工夫～

ここからは、私たちの現場で実際に取り組んでいる熱中症対策をいくつかご紹介します。

• こまめな水分・塩分補給：水筒やスポーツドリンク、塩タブレットを常備し、喉が渇く前に飲むようにしています。 
• 服装の工夫：速乾性・通気性の良いインナーや帽子を着用したりしています。
• 体調チェック：出勤時に「体調が悪い」と感じたら、無理せず休む。仲間同士で声を掛け合う文化を作っています。
• 空調服・ネッククーラーの併用：補助アイテムも必要に応じて導入しています。

～「体調管理が最大の熱中症対策」だと実感する理由～

どんなに便利なグッズが登場しても、やはり一番大切なのは「自分の体調を整えること」だと私は思います。特に私たち軽貨物事業者は、個人の裁量で動く部分が多く、無理をしがちです。しかし、体調を崩してしまえば仕事どころではありません。

• 睡眠不足や食事抜きで働くと、判断力が鈍り、事故やトラブルのリスクも高まります。
• 体調が良いと、暑さにも強くなり、集中力も持続します。
• 何より、健康でいることが家族や仲間、お客様への最大の責任だと考えています。

◆まとめ：暑さに負けない現場づくりを目指して

今年の夏も厳しい暑さが予想されますが、「安全第一・健康第一」で取り組んでいきたいと思います。最新のアイテムも活用しつつ、基本の体調管理を徹底すること。その積み重ねが、熱中症を防ぎ、安心して働ける現場づくりにつながると信じています。

最後に、同じ現場で働くサポーターさんへ。暑さに負けず、無理せず、健康第一でこの夏を乗り切りましょう！

◆さいごに

弊社では、パートナー様の信頼できる業務により、クライアントから「もっと求人してほしい」「人を入れてほしい」といわれています。 実際、優先的に求人の話をされることもあります。 是非皆さんも弊社と一緒に成長していきませんか？ よろしくお願いいたします。