【完全プライベート回】SNSってやっていますか? 中野区・杉並区の軽貨物会社ブログ

こんにちは。

中野・杉並で軽貨物運送業を営んでおります社長です。

今日は珍しく、仕事の話は一切なし!

完全プライベートな内容でお送りしたいと思います。


◆SNSってやっていますか?~「グエー死んだンゴ」に感じたネットの力~

皆さんはSNSってやっていますか?

私はというと、情報収集や人とのつながりを目的に、いくつかのSNSを利用しています。

主に使っているのは X(旧Twitter)、そしてLINE。

Facebookもアカウント自体はありますが、正直ほぼ放置状態です(笑)。

Xでは、同業の軽貨物ドライバーさんたちの投稿をよく拝見しています。

仕事仲間同士、直接会ったことがなくても、不思議と「同じ現場で戦っている仲間」のような親近感があるんですよね。

そんな中、ある日ふと目に留まった一つのツイートが、私の心に強烈に残ることになりました。


◆「グエー死んだンゴ」という一言ツイート

その投稿の内容は、たった一言。

「グエー死んだンゴ」

最初に見た時の私の正直な感想は、

「なんだこれ? 死んでるヤツがツイートできるわけないだろ!」でした。

でも、なぜかこの言葉が妙に引っかかったんです。

冗談でもなく、かといって完全にふざけた感じでもない。

なにか“深い意味”があるような気がして、少し調べてみたところで、私は驚くべき背景を知ることになります。


◆「中山さん」という医学生の方

このツイートを投稿したのは、中山さんという医学生の方。

実は彼は希少がんを患い、闘病生活を送っていました。

そして、この「グエー死んだンゴ」というツイートは、亡くなる直前に予約投稿されていたものだったのです。

つまり、ツイートが実際にX上に流れたときには、彼はすでにこの世を去っていたのです。


◆ネットの“いにしえ”の言葉に込めたユーモア

調べていくうちに分かったのは、この「グエー死んだンゴ」という言葉自体にも意味がありました。

ネット黎明期、つまり今のようにSNSがまだ一般的でなかった頃、掲示板などで使われていた“ネタ語”の一つだったそうです。

「グエー死んだンゴ」と言っても、本当に死んだわけではなく、

ちょっとした失敗やショックを面白おかしく表現するためのネットスラング。

そして、その返しとして「成仏してクレメンス」というやりとりも定番の流れでした。

中山さんは、そんな古いネット文化の言葉をあえて選び、

最後のメッセージとして残したのです。

死を前にしても、ユーモアを忘れない姿勢に、私は胸を打たれました。


◆SNSが生んだ「お香典ムーブ」

このツイートが拡散されると、ネットの世界では不思議な動きが起こりました。

いわゆる「ネット民」と呼ばれる人たちが、彼の死を悼み、お香典代わりに寄付を始めたのです。

寄付先は、彼が闘った希少がんに関連する研究機関や病院。

しかも、それに共感した現場のお医者さんや研究者の方々までもが、この寄付活動に参加し始めたといいます。

SNSの力って、時に恐ろしいほどの拡散力を持っていますが、 この時ばかりは、その力が“美しい方向”に働いた瞬間だったように感じます。


◆驚異の3.2億インプレッション

この「グエー死んだンゴ」のツイート、 なんと今日現在で3.2億回以上表示されています。

寄付もすさまじいスピードで増えていて、 ある方のツイートでは「私は7000番目くらいで寄付した」と書かれていましたが、 私が寄付した段階では、すでに3万番目になっていました。

仮に2万人が1,000円ずつ寄付したとしても、2,000万円。

実際にはもっと多くの人が、もっと多くの金額を寄付しているでしょう。

一人の若い男性が残したたった一言が、これほどまでに大きな波を生んでいるのです。


◆SNSの力を侮るなかれ

私もそうですが、経営者仲間の中にはまだまだSNSに消極的な方が多いです。

「SNS? そんなもんやってるヒマないよ」

「それって本当に仕事に役立つの?」


でも、時代は確実に変わっています。

SNSを「よく分からんから」と避けていては、

その分だけ“時代の流れ”から取り残されてしまうのです。

情報が早く、世の中の空気をリアルタイムで感じ取れる。

それこそが、SNSの持つ最大の魅力だと今は感じています。


◆TikTokだって見てみれば面白い

最近では、TikTokもよく見ています。

最初は「若い子が踊ってるだけのアプリでしょ?」なんて思っていました。

でも、実際に見てみると、音楽や映像表現のレベルがとても高く、それに“今の時代の感性”が詰まっているんですよね。

流行りの曲や言葉には、その時代を生きる人たちの感情や価値観が映し出されています。

そういったものを知っておくことは、 経営者としても、そして一人の人間としても大切なことなんじゃないかと思います。


◆ネットの力で、人を幸せにする

今回の「グエー死んだンゴ」騒動(と言っていいのか分かりませんが)を通じて、 私は改めてネットの力というものを考えさせられました。

使い方次第で、SNSは人を傷つけることもできてしまう。

でも同時に、誰かを救い、希望を生むこともできる。

中山さんのツイートを通じて、多くの人が笑い、泣き、考え、行動しました。

そして、その輪が今も広がり続けています。

彼は、きっとどこかで「成仏してクレメンス」と微笑んでいるでしょう。


◆最後に

今日は仕事の話を抜きにして、SNSについての思いを書いてみました。

私たちの生活にすっかり溶け込んだSNS。

でも、そこにはただの「情報のやり取り」だけでなく、

人と人との“つながり”や“想い”が確かに存在しています。

これからも、ネットの力を信じ、活用し、 少しでも多くの人を幸せにできるような発信や行動をしていきたいと思います。

最後にもう一度、中山さんの言葉をお借りして締めくくります。

成仏してクレメンス!


中野区・杉並区の軽貨物スペシャリスト フィールドワーク

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